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マスターズ水泳チーム    「オーレ港北」代表ヒロ


by ole_kohoku
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(続)テニスボールのドリル

(続)テニスボールのドリル_b0046234_1501122.jpg 以前、紹介した Total ImmersionDiscussion Board で見つけたテニスボールのドリルをチーム練習で試してみた。ドリルの目的はバタフライで呼吸時の頭の上下動を抑えることである。頭が上がれば下半身が下がる。泳ぎが苦しくなる。苦しくなれば呼吸をするとき、さらに頭を上げるという悪循環になる。テニスボールをあごにはさむことで、こうした悪循環が矯正されればいうことなしだ。

 バタフライだけでなく、4泳法すべてで使えると思い、それぞれ試してみた。共通していえるのは予想以上に難しかったこと。ボールの浮力をあごで押さえているため、口を開けて呼吸をするとき、あごが動いてしまい、抑えていたボールがはずれやすいのである。

【バタフライ】難易度:1位、25mできず
 あごを引いた姿勢で泳ぐから呼吸時の頭の上下動はなくなる…っていうじゃなぁい。
 でもボールをはずさないように意識すると呼吸ができないんですからぁ。残念!

【平泳ぎ】難易度:2位、25mできず
 バタフライと同様だが、バタフライよりはやさしい。 

【クロール】難易度:3位、25m完泳
 呼吸時に首をひねるとボールがはずれるので、ローリング動作の中で呼吸する必要がある。呼吸時に首や頭を振る動作が矯正され、顔半分は水面下のまま、造波の谷間で呼吸するようになる。これもドリル効果はありそうだ。

【背泳ぎ】難易度:4位、25m完泳
 ボールをあごにはさむことで視線が真上になる。下半身が沈まなくなるので、姿勢の矯正に効果がありそうだ。呼吸も顔が水上にでているので問題なし。

 何度か試して、コツを覚えるとうまくできるようになると思う。各泳法に共通するヘッドポジションを固定させるためのドリルとして使えそうな感触を持った。しばらくチーム練習に取り入れてみることにする。
by ole_kohoku | 2005-01-16 14:51 | Swimming