マスターズ水泳チーム    「オーレ港北」代表ヒロ


by ole_kohoku
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2005年 01月 18日 ( 1 )

「国境」

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 通勤電車で久しぶりに長編の小説を読んだ。文庫本で厚さ3cm、830ページの大作。

 詐欺事件に巻き込まれた建築コンサルタントと極道のコンビが北朝鮮に逃げた詐欺師を追って行く。1回目は平壌ツアーの客として入国、逃げた詐欺師の居所をつかむ。2回目は中国国境から羅津・先鋒に密入国。詐欺師を見つけ、詐欺の全貌をつかみ、命をかけて北朝鮮国境を脱出する。波瀾万丈のサスペンス小説、一気に読めるおもしろさがあった。

 北朝鮮を舞台にした小説は初めて読んだ。昨今報道されているような悲惨な状況が描写されており、フィクションとはいえ、きっとそんな国なんだろうなという現実感が感じられる。

 漫才コンビのぼけと突っ込みのように軽妙な大阪弁が黒川作品の持ち味。読んでいて楽しい。
 好きな作家の一人だ。
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by ole_kohoku | 2005-01-18 23:22 | 雑記